平成30年10月 しんそう療方 大阪研修会

平成30年10月研修会が27日(土)、28日(日)に大阪コロナホテルで行われました。

恒例になっている研修会前の座談会。今月も患者さんからの喜びの声など嬉しい報告がたくさんありました。患者さん、家族、友人、知人からのさまざまな声。嬉しい報告にもいろんな ”形” があるもんだなと改めて気付かされました。

 

【土曜研修】

 

今月はいつも優しい雰囲気でみんなを和ませてくれる山本先生の話しから始まりました。

今月から研究科生として気持ちを新たに研修会に参加される山本先生が「学べば学ぶほど難しさを実感しますが、今後ももがき苦しみながらも練習に励んでいきたい」と今後の抱負を語ってくれました。

 

水野先生の講義

施術ををする上でとても大切な ”歪みを診る検査" 。その検査にまつわる貴重なお話しをして下さいました。また、環境や習慣についても話して下さり、患者さんに養生について話す時にとても参考になるお話しでした。

 

 

今月は可動性が悪い側の手を操作して全身の調整をおこなう技法を習いました。

簡単に見えてとても難しい技法。

理事の先生に模範実技を見せていただきます。

更に詳しく注意点やアドバイスもご指導して頂き、各班に分かれて練習に励みました。

 

 

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【日曜研修】

10月生の新しい仲間を迎え、本年度の日曜研修がスタートしました。

長年悩まされていた自身の腰痛が改善し、感動したことがきっかけで研修会への参加を決めたとの事。

いつもながら、仲間が増えるという事は嬉しいことです。

 

しんそう訓は高等科の平野先生。

趣味の太極拳をしていて「身体の動きが悪い時は自分の姿勢も悪いという事を実感し、改めて姿勢の大切さを感じた」と話してくれました。やはり、何をするにしても綺麗な姿勢は大事ですね。

 

解剖学講座

しんそう八尾志紀院 泉先生による解剖学講座。今月は脊柱について話してくれました。

脊柱の構造や身体に対しての役割り、またヘルニアといった症状など、解剖図や模型を使って分かりやすく話してくれたので基礎科生もイメージしやすかったと思います。

 

松本先生の講義

最近では身体の歪みについてテレビなどでも時々取り上げられる事があったり、歪み治しと名を打った治療院を見かけたりすることもありますが、しんそうは40年以上前から身体の歪み、変形を元の形に復す治療を続けています。

そういった他の情報や治療法と  "しんそう”  との違いについて、また、実際の患者さんの画像を見ながら歪みついて詳しく、分かりやすく話して下さいました。

 

日曜日には、背骨に沿って軽くアプローチをすることで全身を整える技法を習いました。

 

先輩の先生の模範実技を見た後、各班に分かれ練習します。

今月も皆さん、とても熱心に学ばれていました。初めて参加された基礎科生の感想では、「見るのと実際にするのとでは全然違い、注意点に気を付けているつもりでも出来ていなかったりして難しかったです。これからしっかり練習して頑張りたいです。」と話してくれました。

ブログ担当わたくし京極も10年目になりますが、毎月この感想と同じ思いに駆られております。

シンプルですが一番的を得た感想ではないでしょうか。

「初志貫徹」来月もがんばりましょう。

ありがとうございました。

 

次回、11月の研修会は24日(土)・25日(日)になります。

 

研修会の見学などの質問については、

しんそう大坂研修会 本部

電話(06)6195-6884まで

お問い合わせください。

 

平成29年8月以前の しんそう療方大阪研修会ブログをご覧になられる方は

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